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印鑑に適した27の書体について

業界最大級 選べる27書体

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本当にあなただけの印鑑を

書体は、字体・フォントとも言います。

書体は、印鑑(印影)のイメージを左右する大きな要素です。近年のデザインのコンピュータ化に伴い、一般的なお名前の場合、メジャーな書体で作成すると似た印鑑(印影)の印章ができてしまうかもしれません。(但し、その時の「彫刻針」の研磨の度合いによって大きさの違いは生じます。)

そこで、当店では、業界最大級の『選べる27書体』をご用意。
なおかつ原字のままではなく1本1本丁寧に修正・添削し、個性的で表現力のある印鑑をご提供しております。
当店で選べる書体は、下記の通りです。実印・認印・角印や個人用・法人用と用途により、適した書体に違いがありますが、それぞれ多くの書体からお選びいただけます。
※読み易い書体の順に並べております。

★印鑑の書体の選び方について、記事を追加しました。ご参考いただければ、幸いです。(2013年1月)
   
・印鑑の書体についてどのように選べばよいか(総論)
・実印におすすめの書体 ・銀行印におすすめの書体 ・認印におすすめの書体

楷書系|いわゆる筆文字です。

個人実印
の書体
個人認印・銀行印の書体
[縦書き/横書き]
法人印
の書体
法人角印
の書体
楷 書 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
新楷書 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
白舟
楷書体
法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
野田
楷書体
法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
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行書・草書系|筆文字を崩したものです。

個人実印
の書体
個人認印・銀行印の書体
[縦書き/横書き]
法人印
の書体
法人角印
の書体
行書体 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
草書体 個人印には
お薦めいたしません
法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
白舟
行書体
法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
野田
行書体
法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
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古印体系|印用の書体で、最も読みやすい書体です。

個人実印
の書体
個人認印・銀行印の書体
[縦書き/横書き]
法人印の書体
[二重円/縦書き]
法人角印
の書体
古印
虫古印
白舟
古印体
K古印
CG古印 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
野田古印 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
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隷書系|古くに石の碑文に使われた書体です。独特の趣があります。

個人実印
の書体
個人認印・銀行印の書体
[縦書き/横書き]
法人印の書体
[二重円/縦書き]
法人角印
の書体
隷書体
新隷書体 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
白舟
隷書体
DF隷書 法人印には
お薦めいたしません
野田隷書 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
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篆書系|印相体についで複雑な形状をしている書体です。象形文字から派生した最も古い書体の一つです。

個人実印
の書体
個人認印・銀行印の書体
[縦書き/横書き]
法人印の書体
[二重円/縦書き]
法人角印
の書体
印 篆
白舟
篆書体
K印篆
野田印篆 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
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印相系|篆書体を基に印鑑用に派生した書体です。最も複雑な形状をしている書体の一つです。

個人実印
の書体
個人認印・銀行印の書体
[縦書き/横書き]
法人印の書体
[二重円/縦書き]
法人角印
の書体
印 相
白舟
印相体
K印相
野田印相 法人印には
お薦めいたしません
角印には
お薦めいたしません
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印材について

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当店でご用意しております印材につきましては、下記の通りです。
全て天然物由来の素材ですので、色合い・模様等に違いがございますが、ご了承下さい。
(原体・拡大写真付き)           

柘 植

最も一般的な印材です。植物由来の素材で古くから使われています。
細密で固く見た目の美しさもあるので、最も良く使われます。
ただし、磨耗しやすい素材でもありますので、長利用される場合には適しません。

黒水牛

水牛の角を加工し、漆黒に染めたものです。
粘りがあり印材に適しています。
一般に全ての種類の印章に適していますが、象牙ほど長期利用には向きません。

蘭水牛角

白っぽいあめ色をした美しい印材です。実印や銀行印に適しています。
美的感覚に優れ、彫刻しやすい素材です。芯持ちといって、角の芯の部分が好まれます。 また、模様の出方によって価格が大きく違うのも特長の一つです。(白に近いものほど高価になります。)

本象牙

最高の加工印材です。
耐久性・光沢・重量感に優れ、朱肉とのなじみもよく印影が鮮明に写ります。
使うほどに風格が出るので長期利用に向いています。
但し、天然素材ですから直射日光などに当たるとヒビが入る場合があります。

シープホーン

ヤギに似た哺乳類の持つ渦巻状の角から作られる印材です。
ベッコウのような透明感をもったアメ色をしています。
古くから装飾品に使われていましたが、朱肉との相性も良く、最近女性にも人気の印材です。

彩華

木材(北方寒冷地で産出される白樺科の真樺)と樹脂を圧縮して作られた半人工印材です。
自然にでたかのような木目で柘植よりも渋い雰囲気を持っています。

アグニ

木材(北方寒冷地で産出される白樺科の真樺)と樹脂を圧縮して作られた半人工印材です。
自然にでたかのような木目で柘植よりも渋い雰囲気を持っています。

チタン

地球上に存在する金属の中で最強ともいわれる優れた性質を持ち、酸や海水中でも侵されず、銅やステンレスに対して圧倒的に軽い一方で実用金属中で最高の強度を誇る印材です。
当店のチタン印鑑は、100年使い続けられることを目指して作られた100年チタンです。

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旧字の指定方法

現在お使いになられているパソコン(Windows又はMacintoosh)の文字コードには、ほとんどの漢字が含まれています。
しかし、あまり使われない漢字などは変換してもリストにでてこない場合がございます。
その場合は、下記の手順で設定を行ってください。

Windowsの方は
  • 1.文字パレットの[般]ボタンをクリックして「人名/地名」に変更してください。
  • 2.変更後、お客様のお名前を入力される時に変換される漢字が増えます。
  • ※カーソルがフォーム内で点滅している事が必要です


Macintooshの方は
  • 1.上部メニューバーのエンピツマーク(右端)をクリックすると操作パレットが出てきます。
  • 2.文字パレット表示を指定すると
     ・記号表
     ・漢字表(部首引き)
    が選択可能になります。
  • 3.漢字表を選び、部首から漢字を探してください。
  • ※インストールされた辞書ツールにより操作方法が違う場合があります。詳細は各ソフト・パソコンの取扱説明書をご確認ください。

上記の方法でも表示されない場合は、買い物カゴの通信欄にご記入下さい。
例1:タカハシの「タカ」はハシゴのタカ。(髙)
例2:すずきの「すず」はかねへんに右側が辞令の令

画像によるご指示も可能です。

[メールでの指示]
Windowsをご利用の方は、スタートをクリックし、「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ペイント」の手順で立ち上げ、ご希望の書体を記入して下さい。
画像を保存し、メール(info@kyoinsho.co.jp)にてお送り下さい。
メールには、お名前と購入確認メールに記載されております伝票番号をご記入の上、お送り下さい。
※必ず伝票番号はご記入下さい。こちらで確認がとれない場合がございます。

[FAXでの指示]
こちらのファイル(PDF)をプリントアウトし、フリーダイヤル0120-296085までお送り下さい。
※PDFファイルをご覧いただくためには、ソフトウェア「アクロバットリーダー」が必要です。
「アクロバットリーダー」はAdobe社が無料で提供しているソフトウェアです。
こちらからダウンロード出来ます。
Check

サイズについて

サイズについて

大小様々に取り揃えております。
当店でご用意しております印鑑のサイズは、右記の通りです。
右記の見本は、実寸ですが、表示するモニターによって大きさが違います。
目盛りを目安にご覧下さい。

印章は、見た目のイメージもさることながら、持ち味・押しやすさも重要です。同じサイズの印材でも、手の大きさによって、持ち味は変わってきます。そこで、当店では、男性と女性にそれぞれ様々なサイズの印材を持たせた画像を作成しました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。


印鑑を持ったイメージをご確認ください

天丸

  • 天丸タイプとして細い目の印材です。男性の手の中では細く見えますね。

  • 天丸タイプとして標準の印材です。

  • 天丸タイプとして太い目の印材です。3mmしかかわりませんが、15mmと比べると太いのがわかります。

丸棒

  • 最も細い印材の一つです。

  • カラー印鑑など普段使いの認印としてよく使われるサイズです。

  • 少ししっかりした印章が出始めたと思いませんか?

  • このあたりから印材や持っている景色、印影に風格が出てきます。

  • 手の小さな女性だと、少し持ちにくく感じてしまう場合があるかもしれません。

  • 丸棒の中で最も太いタイプのものになります。

角印

  • 非常に細い角印タイプです。

  • まだ、小さなイメージがありますね。

  • このあたりから、女性の手の中では、しっくりくるサイズになります。

  • 標準的なサイズの一つです。

  • このあたりから、女性の手ではごつごつした感じになったそうです。(モデル談)

  • 最も太いタイプです。男性の手の中でも大きく見えますね。印影の貫禄は十分です。

Check

失敗しない印鑑選び

失敗しない印鑑選び

こんにちは。
京都光林堂、京印章シーオージェイピーの荒井です。

さて、このページをお読みの方は、いろいろなご事情でハンコ(印鑑)をおつくりなる予定の方かと思いますが、既に2個目・3個目という方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。

特に個人の実印や法人の代表印などは、一度作ればそうそう作り変えるものではありません。ですので、ハンコを作る方は、その多くが「初めてのハンコ作り」といった方ではないでしょうか。

いろいろ種類や値段がいろいろあるみたいだけれど、いったい、何を基準に選んで良いかわからない。
でも、安い買い物でもないので、失敗はしたくない!

正直、そんなお気持ちではないでしょうか。

そこで、ここでは、あなたの事情と考え方にピッタリな1本を選んでいただく為のヒントをお話したいと思います。

特に、印鑑(印章)を初めてお作りになる方は、じっくりとお付き合いください。

印鑑・印章の質

いい印章(印鑑)とはどういうものでしょうか。
ハンコというものは、不思議なもので。お客様にお買い上げいただく物、そのものは小さな棒状の物質『印材』なのですが、世の中に必要とされるものは、紙に押された『印影』と呼ばれるものです。

したがって、『印章(印鑑)の質』を議論しようとおもうと、この2つの点から考える必要があります。

・印影の質を考える
・印材の質を考える


では、まず、印影の質から……

印影の質は、3つのポイントから考える事が出来ます。それは

・決して同じ印影が存在しない事
・デザインとして美しい事
・仕上げが丁寧な事


同じ印影が、あってはいけない理由

当然ながら、印鑑は、それを押す事で、そのはんこの持ち主がその書類の内容について了解した。という証明になります。従って世の中に、二つとして同じものがあってはならないものです。

昔は、手で彫る事が当たり前だったので、同じ印影が出来上がる確立は、ほぼゼロといっても良いものでした。

しかし、ここ10余年。彫刻ロボットという便利な機械がはんこ業界に浸透してきました。このロボットのおかげで、はんこの製造スピードが大幅にあがり、価格もお求め易い価格になりました。もちろん、当店でも採用しています。

しかし。ロボットはロボットです。残念な事にロボットは、同じ質の作業を大量に行う事がとても得意な機械です。従って、同じプログラムに同じ条件で同じ名前を入力すると、当然、出来上がるものも、同じものになります。

いわゆる激安店では、この状態で、『できた!』として納品される場合があります。もちろん、初めてお買い上げになる方には、届いたハンコがどういうものかは、分からないまま……。

これ、ハンコにとっては、とてもマズイ事だというのは……。ここまで読んでいただいたあなたには、分かりますよね。

では、どうするか。

一つの答えは、同じ設定条件での制作を行わないという事。
例えば、書体。
ちょっとユニークな書体を指定する事で一般的なお名前(鈴木さんも佐藤さんも)でも必ず同じものが仕上がる可能性を下げる事が出来ます。

当店では、業界最大級の27書体をご用意する事で、この点について、対応いたしました。

でも、恐ろしい事ですが、同じものを狙って作られると……これだけでは、対策できません。

それに対する答えが、次の二つの『質』にあります。


デザインとして美しい事

日本には、書道。というものがあります。
西洋にもカリグラフィーというものがあります。

つまり、文字と文字の形・配列には、「美しい並び」というものがあるという事です。

現代のロボットは、印材のサイズを指定して、彫刻する内容(文字・書体)を入力すると、自動的に文字を並べて印影をレイアウトしてくれます。それをそのまま彫刻すると、前段の同一性のあるハンコが量産されてしまうわけですが……。

さて、美しさのお話でした。

断言してしまいますが、残念ながら、ロボットが自動配置した印影は、美しくありません。良心的な印鑑店では、必ず、ロボットが配置したレイアウトを手作業で調整しなおします。

どれくらい違うかといいますと……


くらい違います。

同じロボットを使っていても、各印章店の職人の美的センスが、まずここで発揮される事になります。印章店の職人は、私も含めて書道をたしなむ人が多いのですが、その理由。お分かりいただけますでしょうか。


丁寧な仕上げとは

印章の仕上がりに大きな影響がある作業が2つあります。

1つは、「印面磨き」です。
印鑑は、平らな紙の上に捺すのですから、当然、印面は出来うる限り平滑であるべきです。波打ち・凹凸などがあると印影の一部が擦れるなど印鑑としての性能に大きな問題が発生します。

ちなみに、当店では、彫刻前1回と彫刻後2回の最低3回の印面の平滑化作業(面訂といいます)を行っています。特に、彫刻後の面訂は、彫刻時に発生するバリ(ゴミ)を取るという意味も含めて、絶対に必要な作業になります。


もう一つが、「仕上げ彫り」です。
ロボットの彫刻等で彫られた印影は、画面上、美しいデザインであっても、線の細さや曲線の再現に限界があります。そこで、本当に美しい印鑑に仕上げる為に、古くからの手彫り印鑑と同じように、手による仕上げを行う必要があります。

彫刻作業は、失敗のできない繊細で技術を必要とする作業です。
一定以上の技術と経験を持たない印章店では、この手彫り仕上げを行う事はできません。

面訂もしない、仕上げ彫りもしない。
そんな印鑑がどのような印鑑であるか……。
想像に難くありませんね。


では、おさらいです。
良い印影は、どうやったら手に入るでしょうか。

・絶対といって良いくらいに独自性のある印面デザインを
・人の目で美しくレイアウト調整をし
・印面、彫刻共に細部にまでこだわって最後は手作業で仕上げる

この3つを絶対に忘れないで下さい。


印材の質を考える

印材についてご説明する点は、

「材 質」 「サイズ」 「形 状」

の3つになります。


印材の材質について

当店の商品ページをご覧いただいてもお分かりいただけるかと思いますが、印材として非常に多くのものが販売されています。
古い印章店に行くと、ディスプレイに象の牙がドーンと飾ってあったりするのを見た事はありませんでしょうか。

印材としての最高峰といわれる象牙から動物性のもの植物性のもの人工的な素材のもの。用途や性質により様々なものがありますが、印材として要求される性質は、以下の3点に絞られます。

・変形、劣化しないこと
・割れない、欠けないこと
・見た目

特に、印影を登録する場合は、登録されたものと同じ印影を時間が経っても再現できることが肝心です。割れ・欠け・変形がご法度である事は、お分かりいただけますでしょうか。

例えば、ゴムのように柔らかい素材は、捺すたびに形が変わる可能性がありますので、印鑑には使えません。また、通常の環境で保存するレベルで熱や化学変化による変形の可能性のあるものもお勧めできません。

通常、印材として販売されているものは、最低このレベルはクリアしていると考えて間違いありませんが、例えば、海外で土産物として販売されているような石材などでは、摩擦に弱かったりします。
趣味の落款印程度であれば、それもまた風流ではありますが、実印・銀行印などどこかに登録する印章(印鑑)には、決して使わないようにしましょう。

さて、問題は、割れ・欠けへの対応です。
チタンなど金属印材でも、絶対割れない・欠けない。という印材はありません。ですが、素材によりそれぞれ強さというものはあります。

一般的に、価格の安い印材は、割れ・欠けに対して弱いと考えて間違いありません。

といって、では、一番高い印材(例えば象牙)を選べば良いかというと、そうことでもありません。めったに使わないものに高いものを買うというのは、無駄である。そう考える方もいらっしゃるでしょう。

使用頻度が低ければ、耐久性が低い印材でも、破損の可能性は低くなります。

個人的には、個人の認印づかいなら、プラスティックから木製印材でも十分対応できます。

個人実印・銀行印などでは、もう少し堅い目のものを。

法人の実印や角印などは、かなり使用頻度も高くなりますので、少し高い目のものをお使いになっても良いかと思います。

余談ですが、私の知り合いには、創業当初、当店とのお付き合いが始まる前、一番安価な木製印材で作った会社実印が3年程で欠けてしまって、結局当店で黒水牛のハンコを作り直した方がいらっしゃいます。印鑑変更届にも相当の費用がかかりますので、ちょっとかわいそうでした。もっとも、いっしょに作った同じ素材の角印は、数十倍のペースで使用していても、かれこれ10年以上使えているようですが。

最後に、見た目です。

が、正直、これは好みです。
ただ、法人様で調印式などを行う業種や先生と呼ばれる職種の方の場合は、サイズも含めて見た目にもしっかりした印材をお使いになる事をお勧めします。

でも、お使いになる方が女性なら、模様があるようなちょっと華やかなイメージの印材もいいですね。

当店で扱う各印材についての説明は、こちらをご覧下さい。


サイズについて

同じ素材のものでも、サイズによって価格がかわります。
ですので、細い方がコストパフォーマンスが良い。と思われがちではありますが、それだけでもありません。

一定の面積の中にいくつかの文字を彫刻するのがハンコです。
従って、彫刻する文字が多い場合は、小さな印材をお選びいただくより少し太い目の印材をお選びいただいた方が、デザインの自由度が上がりよい印鑑を作る事ができます。

細い印鑑に、たくさんの文字を入れようとするとどうしても線が必要以上に細く仕上げる必要が出るなど、耐久性にも多少の影響が出る場合があります。

逆に、1文字などあまりに文字数が少ない場合は、一番太いサイズなどより、少し細い目のサイズの方がいいかもしれません。

また、持ち味や持ったときの印象というものあります。

男性と女性では、どうしても手の大きさが違います。
大きな手の中の細い印章は、見た目に頼りないイメージがあるだけでなく、持ちにくかったりして、きれいな印影を得られない場合があります。
女性が極太の印章(印鑑)をお使いになるのも同じ理由です。

また、見た目にも、細いものはエレガントな印象を。太いものは、信頼感と重厚感といったイメージを同席している方に与える事ができるといわれています。

当店では、男性・女性がそれぞれのサイズの印材を持ったイメージを作成しています。ぜひ、参考にしてみてください。


形状について

一般的に丸棒と天丸という2種類の形状があります。

個人用には、天丸という形状の印材を使う事はありませんので、ここでは法人利用の場合だけ考えましょう。

価格面で言えば、加工が複雑になる分、天丸の方が少しばかり高くなります。但し、扱いやすさという点では、くぼみのある天丸の方が使いやすいです。

あとは、見た目で用途を分けるといった理由などで使い分けていただければ良いと思います。

そういう意味で、当店では、最も捺印の機会の多い角印については、天丸のみのご提供としております。また、セット物についても、同じ丸印である実印と銀行印は、丸棒と天丸の組み合わせにしております。


いかがでしたでしょうか。
長らくのお付き合いありがとうございました。

正直、印材については、どちらでお買い上げになっても、よほどの事(劣悪な保存環境・水濡れなど)が無い限り、特別に違いもないかと思います。

私は、印章店の価格の違いは、印面へのこだわりの強さの違いだと思っていただいて、まず間違いないと思っています。そういう意味で、本当に良い印章(印鑑)をお届けしたいと日夜努力しております。

ぜひ、当店を含めて、いろいろとお比べになり、納得して当店へご用命いただければ幸いです。

世の中には、開運印鑑というものもあるようです。
運の開ける印面デザイン(印相)というものもあるそうです。

運勢や神仏を否定するつもりは毛頭ございませんし、私もどちらかといえば、信心深い方だと自負しております。が、残念ながら、私自身は、霊能者でも占い師でもございませんので、印相鑑定ならびに開運を売り物にした印鑑の作成については、対応いたしかねます。

何卒、ご容赦を……。

それでは、ごゆっくり印鑑選びをお楽しみください
個人の方向け
法人の方向け

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